【SBI証券クロス取引のやり方ガイド】株主優待はこれで完璧です!

SBI証券

「SBI証券の優待クロス取引って、どう操作したらいいの…」

「クロス取引の手数料って、どのくらいなのかしら…」

株主優待をお得に手に入れたい方に人気なのがSBI証券「クロス取引」。

私もSBI証券で「クロス取引」を行い、手数料以上の儲けを出すことに成功しています。

ただ、SBI証券で「クロス取引」をしたために、トラブルに巻き込まれる人がいるのも事実…。

公式サイトでは分からない、SBI証券「クロス取引」の真実に迫っていくことにします。

SBI証券のクロス取引って、どうやったらいいのだ?



SBI証券「クロス取引」のやり方

SBI証券

SBI証券での優待クロスの流れは次の通りです。

  1. 信用口座を開設する
  2. 一般信用で売建注文
  3. 現物取引で買い注文
  4. 権利落ち日に現渡

1 SBI証券の信用口座を開設する

SBI証券

当たり前ですが、SBI証券の口座を開設しないとクロス取引は始められません。

また、クロス取引をするには、総合口座だけでなく「信用取引口座」をプラスして開設することが必要に。

「信用取引口座」の開設方法が気になる方は、次の参考にしてください。

SBI証券

まずは、公式サイトにアクセス。

  • ユーザーネーム
  • パスワード

を入力し、【ログイン】ボタンをクリックします。

SBI証券

トップ画面が表示されるので、【国内株式】のタブの中にある【信用】をクリックします。

SBI証券

信用取引の画面が表示されるので、【信用取引の専用口座開設はこちら】ボタンをクリックしてください。

SBI証券

最初に【ご投資経験等に関するご質問】が表示されるので、それぞれの項目にチェック。

ただ、信用取引口座の開設には「株式投資の経験」が必要なので、全くの未経験者は口座を開設できません。

SBI証券

次に【取引ルールのご確認】の項目があるので、それぞれに対して【はい】にチェック。

すべての項目にチェックできたら、【同意して次へ】ボタンをクリックしてください。

SBI証券

画面上で書面確認が行われるので、内容を確認した上で【同意して次へ】をクリックしてください。

SBI証券

すべての書面に同意できたら、口座開設の手続きは終了。

審査をパスできれば、申し込みから1営業日~2営業日で口座の開設が完了し、「メッセージボックス」に確認の連絡が来ます。

2 在庫確認して「信用売り」をする

SBI証券

SBI証券にログインした後、【国内株式】のタブの中にある【株主優待】をクリックします。

クロス取引は、株式市場が閉まっている取引時間外に行うのが原則。

具体的には、在庫情報が更新される19時以降に手続きしてください。

SBI証券

株主優待の検索ページに移動するので、つなぎ売りの中から【一般売り】を選択。

欲しい株主優待の【優待権利確定月を選択します。

SBI証券 優待クロス

お目当ての株主優待が見つかれば、【売建受注枠確認はこちら】をクリック。

SBI証券 優待クロス

銘柄の売建受注枠が表示されるので、まずは在庫数をチェック。

在庫があるなら【信売】ボタンをクリックしてください。

SBI証券 優待クロス

注文画面が表示されるので、次のように入力。

信用売りの入力内容
  • 株数⇒優待に必要な株数
  • 価格⇒成行
  • 期間⇒当日中
  • 信用取引区分⇒一般(15日)

注文内容がチェックできたら取引パスワードを入力し、【注文確認画面へ】ボタンをクリックします。

SBI証券 優待クロス取引

確認画面が表示されるので、次の3つの内容に間違いがないかをチェック。

チェック項目
  • 取引(一般新規売)
  • 銘柄
  • 株数

間違いがなければ、【注文発注】ボタンをクリックしてください。

SBI証券 優待クロス

上のような注文受付画面が表示されたら「信用売り」は完了。

「信用売り」ができたので、次に「現物買い」をしていきます。

3 優待銘柄の「現物買い」をする

SBI証券

「信用売り」ができたので、同じ銘柄を現物で購入します。

トップ画面に戻り、株価検索の欄に「優待クロスする銘柄名」を入力し、ボタンをクリックしてください。

SBI証券 優待クロス

注文画面が表示されるので、次のように入力。

信用売りの入力内容
  • SOR指定⇒チェックを外す
  • 株数⇒信用売りと同じ株数
  • 価格⇒成行の項目にある「寄成」
  • 期間⇒当日中

SBI証券のクロス取引では、信用売りと現物買いの片方または両方で「寄成」・「寄指」・「引成」・「引指」を指定する必要あり。

信用売りと現物買いの両方を「成行」にすると注文できません。

注文内容がチェックできたら取引パスワードを入力し、【注文確認画面へ】ボタンをクリックします。

SBI証券

確認画面が表示されるので、次の3つの内容に間違いがないかをチェック。

チェック項目
  • 銘柄
  • 株数
  • 執行条件(寄成)

間違いがなければ、【注文発注】ボタンをクリックしてください。

SBI証券

注文受付画面が表示されれば「現物買い」は完了

「信用売り」と「現物買い」の両方ができたので、後は「権利落ち日」まで待って決済するだけ。

ちなみに、クロス取引に慣れていない方は、次の方法で注文内容を確認しておくと安心です。

注文内容の確認をする

SBI証券

トップ画面に戻り、上部にある「取引」ボタンをクリック。

SBI証券

画面が切り替わるので、「注文照会(取消・訂正)」ボタンをクリック。

SBI証券

未約定の注文が表示されるので、次の2点をチェック。

POINT
  • 「信用売り」と「現物買い」になっているか
  • 「成行」と「寄成」になっているか

注文内容に問題がなければ、翌営業日にクロス取引が完了。

もし注文内容に間違いがあれば、最初からクロス取引し直すようにしてください。

3 権利落ち日以降に「決済(現渡)」をする

SBI証券

優待クロスした銘柄の「権利落ち日」になったら、『現渡』をして決済をします。

「現渡(げんわたし)」とは

株を買い戻して返却するのではなく、保有している現物株を返却することで決済すること

まずは、トップページ上にある【取引】をクリック。

SBI証券

注文入力画面になるので、【信用返済・現引現渡】をクリック。

SBI証券

信用建玉一覧のページが表示されるので、右側にある【現渡】をクリック。

SBI証券

注文入力画面が表示されるので、まずは【信用売りした株数】を入力。

次に【取引パスワード】を入力し、【注文確認画面へ】のボタンをクリックしてください。

SBI証券

注文内容が表示されるので、間違いがないか確認した上で【注文発注】ボタンをクリック。

SBI証券

上のような画面が表示されれば、『現渡』は完了。

念のために確認したい場合は【注文照会】をクリックしてください。

SBI証券

注文状況の欄が【完了(全部約定)】になっていたらOK。

これですべての取引が終わったので、後は株主優待が届くのを待つだけです。

POINT
他の証券会社でもクロス取引のやり方は同じ。なるべく多くの証券会社で口座を開くと、効率的に優待品が集められますよ!

関連 【株主優待向け】クロス取引のおすすめ証券会社7選

クロス取引って、どれくらいの手数料がかかるんだ?

SBI証券「優待クロス取引」のQ&A

SBI証券のクロス取引についてのQ&Aは次の通りです。

優待クロス取引は違法?禁止?

「信用取引」を行うことも「クロス取引」を行うことも、違法性は一切なし。

「優待クロスはずるい」の声は根強くありますが、優待目的でクロス取引する自体は何の問題もありません。

1日で何度もクロス取引をするなど、株価操作に当てはまるようなケースは「不公正取引」に当たる場合があります。

ザラ場のクロス取引はできない?(クロス取引になる可能性があるため、注文の受付ができません。)

ザラ場中(午前9時~午後3時)に行われるクロス取引は、「仮装売買」と判断される可能性があるので原則禁止

実際に行うとすると、

クロス取引になる可能性があるため、注文の受付ができません。

というようなエラーメッセージが表示され、クロス取引できないので注意してください。

在庫の復活時間は19時?

最近は優待目的のクロス取引が過熱していて、権利付き最終日が近づくと、在庫がなくなってしまうことがほとんど。

一般信用の在庫情報は19時に更新されるので、在庫確認をした上でクロス取引することが大切です。

手数料の計算方法は?

クロス取引の現渡はいつから?

クロス取引の「現渡」は、権利付き落ち日(権利付き最終日の翌営業日)にするもの。

権利付最終日の15:00〜15:30に現渡注文してしまうと、当日扱いになってしまい、優待が取得できなくなる点には注意してください。

現渡の場合、15:30以降の注文は「翌営業日扱い」となります。

【まとめ】SBI証券の「つなぎ売り」で株主優待をタダ取り!

SBI証券のクロス取引についてまとめます。

POINT

  1. ザラ場のクロス取引は禁止、不正取引の可能性が出てくる
  2. 買い注文を出す時は「寄付」を条件にするのが原則
  3. 現渡をするタイミングは、権利付最終日15:30より後

在庫には限度があるので、SBI証券だけに頼るのは危険。

効率的に優待品を集めたいなら、なるべく多くの証券会社で口座を開くことが大切ですよ!

>>【株主優待向け】クロス取引のおすすめ証券会社7選




error: Content is protected !!